そうだ、大学職員になろう 〜元銀行員が語る転職とかの話〜

銀行員から大学職員へ、サラッと転職した人のブログ。大学職員専用の転職ノウハウをつらつらと。

面接対策(前職について、自己PR導入編)

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以前書いた、面接で整理すべきこと5つ

1.前職についた理由

2.前職で経験したこと、身についたノウハウ

3.転職理由

4.志望動機

5.ビジョン

今回は1と2、「前職について」をつらつらとイキマス。

 

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前職について聞く、面接官の真意

 

「なぜ現在の職場を選ばれたのですか?」

「現在の職場ではなにをされていますか?」

「現在の職場で心がけていることは?」

 

前職について聞く理由は主に2つ。

 

1.主体性(想定される働きぶり)のチェック

 

「主体的に考え、自ら行動を取れているか」ということを見ています。

 

現在の職場を選んだ理由は、

(「内定が早く出たから」「大手だから」がホンネだとしても笑)

当時のことをじっくり振り返り、考え抜いて選んだ職場として

返答していくことが重要です。

 

すると後で

「そこまで考え抜いた職場をなぜ辞めるのですか?」

必ず 聞かれますので、その準備もぬかりなく。

 

現在の職場でなにをしているかは、

「自己紹介をしてください」としか言われないことが多いです。

これが来たら、3分程度で名前と前職での仕事内容、

心がけと簡単な成果をサラッと言う感じ。

 

いずれにせよ、

「この返答で、主体性がアピれるのか」

を常に自問自答してください。

 

2.何ができるのかをチェック(自己PR)

 

前職エピソードの内容から、

 

・すぐに使える能力やスキルを身につけているか

・大学職員に馴染める性格か

 

を見ています。

 

いわゆる自己PR的な要素ですね!

 

転職の場合、採用したいポストがある程度決まっているので、

募集要項に記載があればそこにハマる能力やスキルのアピールを。

 

何も書いていなければ、

自分で配属部署を想定してアピールしてOK。

 

自己PRは前職で身につけたモノで攻めるべし。

 

 

大学職員っぽい適性4つ

 

このブログは大学職員になる!をテーマとしております。

当然大学職員になるには、

業務内容にマッチした適性で攻めるべき。

いくつかあげてみます。

 

1.調整力

 

大学職員は、他部署との連携が非常に多く、

また教授・教員の先生や、学生・保護者、外部業者…

様々な立場の人と協力しながら目的を達成する日々なわけです。

 

例えば、入試課に配属され入試運営を担当した場合、

入試当日は他部署の職員が応援として駆り出され、

誘導案内や試験監督をします。

また、入試の採点は教員や、これも他部署の職員がサポートに入ったりします。

 

これを上手く取りまとめるには、

他部署の状況把握や、教員とのやり取りは不可欠。

 

前職での

「他部署との連携で実践していること」

「立場の違う人と協力し目標を達成したこと」

といったエピソードが効果的!

 

2.情報収集力・分析力

 

これは割とどの職場でも必要な能力かと思います。

多くの情報から、重要な情報をセレクトし、

それをもとに傾向と対策を練れるチカラです。

 

大学職員の各部署でも同様に必要となってきます。

 

たとえば。

入試広報課では過去のデータからより効果的なオープンキャンパスを開催する、

就職課では就活動向調査から適切なアドバイスをする、

財務課では財務分析から法人経営に関する指針を打ち出す…

といった具合に。

 

3.面倒見の良さ

 

部署にもよりますが、

やはり学生と接する機会が多いのが大学職員の特徴。

 

中には(当然ですが)ちょっと抜けている学生や、

なかなか言うことを聞いてくれない学生もいますので、

「面倒見の良さ」は一つポイントになるかと思います。

 

エピソードとしては、

「後輩の育成に力を入れていた」

「学生時代のサークルに顔を出しOB・OGとして指導をしている」

など、部下や後輩との関わりで工夫していることが中心になります。

 

4.事務系の資格・スキル

 

基本的には資格スキルは必須ではないのですが、

以下の3つは持っていると有利。

 

・PCスキル

(Word、Excel、PowerPoint、Access は人並みに使えるか)

・簿記

(経理系で勝ち抜くなら、必須)

・日常会話程度の英語

(留学生受け入れが盛んな偏差値高めの大学はほぼ必須)

 

ちなみに大学職員は、教育機関ということもあり、

「学ぶ姿勢」を大事にするところがある気がしています。

 

よく「履歴書に関係ない資格を書くな」系のアドバイスを目にしますが、

大学職員に限って言えば、直接関係なくとも

履歴書に記載し、「これだけ学んでいました」アピールも全然アリ。

 

実際、僕は銀行員時代に山ほど取った(取らされた)

全く潰しの効かない資格を難しい方からギッシリ書きました。

FP2級とか、銀行業務検定とか、

証券外務員1種とか。

 

するとどうでしょう、

 

「働きながらこれだけ資格を取るのは大変そうですが、

工夫していることは?」

 

(き、きたー!)

 

「職場の先輩・後輩に声をかけ、

一緒に勉強することでモチベーションを保っていました!」

(勉強してます、職場で良好な人間関係築いてましたアピ)

 

という、実話。

 

網羅したい具体的な前職エピソード3つ

 

以下に挙げるエピソードを準備しておけば、

まず「前職」系の質問でつまづくことはありません。

質問の内容は変われど、

面接官の聞きたいポイントは変わらないものです。

 

1.前職で挙げた成果(わかりやすいもの)

2.仕事をするうえでの心がけ

3.最も苦労した場面

 

ナントたったこれだけ。

 

 

つづく。

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