そうだ、大学職員になろう 〜元銀行員が語る転職とかの話〜

銀行員から大学職員へ、サラッと転職した人のブログ。大学職員専用の転職ノウハウをつらつらと。

流行りの退職代行、使えるサービスだった。

f:id:bank2university:20190820174928p:plain

(こんなピッタリな画像あるのね…)

 

大学職員になることをお助けするこのブログですが、

転職するには必ず退職しなきゃいけないわけで。

 

そこでね。

 

最近テレビやネットで話題の

退職代行サービス

ってあるじゃないですか。

 

退職するときけっこう

大変な思いをしている方が多いみたいで、

最近すごく人気らしいんです。

 

あれってどういう仕組みなんだろうと思いまして、

調べているうちに、

 

これ結構いいんじゃね!?

僕も使えばよかった!!!!

 

…と思ったのでまとめてみました。

 

 

 

そもそも退職代行とは??

 

退職代行とは、文字通り

 

本人の代わりに

会社に退職の意思表示をしてくれるサービス

 

です。

 

ちなみに、なぜ「意思表示」と表現するかというと、

普通の民間業者では、

退職届の代筆や、未払い給料について交渉といった

「伝達役」を超えた業務は、

弁護士でないと行えないからです。

 

最後に紹介するオススメ業者の中には、

弁護士が直接やっている業者(汐留パートナーズ法律事務所)もあるので、

そのあたりも業者選びのポイントかもしれません。

 

(弁護士でない人が弁護士しかできない業務をすることを、

非弁行為というらしいです。勉強になった。)

 

 

代行業者の説明によると

 

・本人は会社に行かなくてOK

・退職届は郵送で提出

・本人の希望を伝えたり、退職までの交渉を代行

・荷物等は業者が引き取って郵送してくれる

 

…など、とにかく

業者へ相談してから退職まで徹底して

 

顔を合わせる必要がない

 

これが最大の特徴のようですね。

 

 

退職代行を使うべきケース

 

次に当てはまる場合は、

退職代行は最高のツールだと思います。

 

(僕は②だったな…本当に使えばよかった)

 

①上司と上手くいっていない

上司がめちゃくちゃ高圧的だったりして、

怖くて言い出せないという人、

結構いると思います。

 

普段仕事をしていてそうなのだから、

辞めるなんて面と向かって言ったら…

それを考えるだけでも地獄ですよね。

 

 

②引き留められる or 承認してくれない

仕事を頑張っていて、

職場で頼られる存在である場合、

辞めるときに強烈に引き留められることもあります。

 

もしくは、

「いったん預かるから、よく考えてみろ」

うやむやにされて、承認してもらえないことも。

 

(僕は退職を切り出したらソッコーで人事部に呼び出されて

引き留め&お説教がありました…)

 

 

③入社したてで言い出しにくい

 

入社してすぐに辞めるというのは、 

なかなか躊躇するもの。

 

 

しかしぶっちゃけ、

この仕事、合わねぇ!!

と思ったら心折れますよね。

 

さっさと次のステージ行くべきです。

時間は有限ですから。

 

「入社したら3年は耐えろ!」

という意見もよく聞きますが、

正直あんまり根拠があると思ったことがないです…(笑)

 

退職代行のメリット・デメリット

 

やっぱり物事にはメリット・デメリットがあります。

といっても、デメリット割と小さめかなとは思いますが。

 

メリット

 

①会社に行かなくていい

何と言ってもこれが最大のメリットですよね。

 

何らかの理由で、

 

・辞めたいけど会社に行きたくない

・辞めたいけど上司と顔を合わせたくない

 

こんな場合は退職代行のメリットを最大限生かせます。

 

②確実に辞められる

退職できない職場なんてないですから、

当たり前といえば当たり前なのですが。

 

ただ、本人が直接交渉すると

・高圧的な態度で引き留められる

・うやむやにされる

・「訴える」などと脅される

・嫌がらせを受ける

…など、退職しづらいのも事実。

 

そこへきて退職代行は確実に、淡々と、スムーズに辞められます。

実際、最後にオススメしている業者も、

退職できなかったケースは1件もないと記載があります。

 

③プロの交渉 

有給消化、賃金に関することなど、

本人が交渉しづらいことも、

退職代行は代わりに交渉してくれます。

 

特に、弁護士が行っている業者は、

未払い給料の回収や万が一の損害賠償請求まで対応しているので、

そういった恐れのある場合も安心です。

 

 

デメリット

 

①費用がかかる(3万円~8万円)

ざっと調べたところ、だいたい費用は

3万円~8万円程度のようです。

 

高いと感じるか安いと感じるかは状況次第ですが、

辛いときに代わりに退職を進めてくれるのであれば、

サービス代としては安いものなのではないかと思います。

 

②業者によって質がバラバラ

検索すると、何十社もの業者が出てきて、

質もかなり違うようです。

中にはちょっと怪しげな業者も見かけたりして、

注意が必要だな、と思いますね。

 

退職代行の流れ

 

①業者へ相談する

・すぐに辞めたい
・退職の手続きがよくわかない 等

まずは相談するところからスタート。無料です。

中にはLINEで気軽に問合せできるところもあります。

退職代行「EXIT」

 

②申し込み・代金支払

相談のうえ、退職代行を決定したら正式に申し込み。

代金を支払います。

 

③業者が退職に必要な手続きを進める

勤めている会社や業者によりますが、

基本的にはすべて業者任せで退職手続きが進んでいきます。

退職届等必要書類の記入は自分で書きますが、

提出は郵送でOK。

 

④退職

退職日がきたら、晴れて自由の身!

 

ざっくりとこんな感じです。

 

オススメ退職代行業者BEST3

いろんなサイトをめぐって比較してみましたが、

次に記載する業者をBEST3としてオススメします。

 

①退職代行「EXIT」

 

f:id:bank2university:20190821184425p:plain

 

日本初の退職代行サービス業者。

業界トップの退職代行を実施、退職成功率100%の最大手です。

テレビ・雑誌にも多く取り上げられていますので、

知っている人も多いのではないでしょうか。

LINEで相談を始められるという手軽さも特徴です。

とにかくすぐに辞めたい、という場合は最大手であるEXITがおすすめ。

 

②汐留パートナーズ法律事務所の退職代行サービス

 

f:id:bank2university:20190821184726j:plain

 

こちらの特徴は弁護士が直接運営しているサービスだということ。

信頼性は抜群で、退職成功率100%

有休消化や、残業代などの未払い賃金・退職金の回収

任せることができるのは弁護士ならではのサービスです。

ブラック企業を脱出するなら汐留パートナーズ法律事務所かなと

 

③退職代行Jobs

 

f:id:bank2university:20190821184919p:plain

 

顧問弁護士監修の退職代行サービス。

顧問弁護士監修を掲げる業者は他にもありますが、

顧問弁護士が表に出ている業者はここが業界初とのこと。

価格が良心的で追加料金一切なしと記載があって安心。

価格を抑えつつ、法的な安全性も確保したいならJobsですね。

 

 

 

今の時代、退職してから転職活動をする人も多いです。

心身を病む前に、

退職代行を使ってみるのもまた選択肢としてアリですよね、という話でした。

 

 

似た話で、転職エージェントについても過去にまとめたことがあるので、

こちらもチェックしてみてくださいなっ。

www.bank2university.com

 

 

 

大学職員の採用試験で、なぜ小論文の出題が多いのか

f:id:bank2university:20190602191621p:plain


どうもいつきです。

最近、以前書いた小論文についての記事がよく読んでいただけているみたいで、

ありがたい限りなのです。

 

(これ。) 

www.bank2university.com

 

これについて、少し深堀りして、

そもそもなぜ小論文なんてものを出題するのか

その意図について書いてみようと思います。

 

 

小論文で測られる能力とは

 

小論文を出題するということは、

小論文を書いてもらうことで

 

「あること」

 

が備わっている人かどうかをチェックしているわけです。

試験なので当然ですが、目の前にある問題に取り掛かる前に、

 

「そもそもこれって何のためにやってること?」

 

ということを明確にしておくことが、

採用試験突破のカギだったりするのです。

 

 

 

一般的に考えられるもの

 

論理的な思考力

筋道を立てて自分の思いを相手に伝えることができるか。

これを見るというのが基本です。

結局何が言いたいの?というような文章ではなく、

スッキリ読みやすい文章が求められるわけです。

 

ここが小論文のド真ん中なので、

過去記事もここに絞って書いてあります。

論理的に書くことが小論文攻略には絶対必要です。

(正直、無対策は厳しい。)

 

参考にしてみてください。

 

一般常識

例えば、

 

「現代の子どもの教育において大事なこととは?」

 

問いがあったとして。

 

「殴って恐怖心を植え付け、

おとなしくさせることです。」

 

なんて回答で、採用されるわけがないですよね。。。

(でも、たまにいるんです。目立とうとして逆張りする人。)

 

どんなに論理的であったとしても、

一般的な善悪は踏まえておくべきです。

変に奇をてらった回答はリスキーです。

 

これはかなり大げさな例ですが、

小論文を読む人は「初対面である」ということを

念頭に置いておきましょう。

 

また、あまりに漢字間違いが多かったり

字が汚かったりするのも悪印象です。

書けない漢字があったら無理をせず、

違う言い回しを考えるのもひとつの手ですね。

 

大学職員ならではのもの

教育業界への興味・関心

小論文の設問は、だいたいの場合「教育業界に関する設問」です。

 

「大学を取り巻く環境を踏まえ、

本学がこの先どのような取組みをすべきか」

 

「世界で通用する学生とはどのような学生か」

 

「大学職員として、どのように社会へ貢献したいか」

 

などの、教育業界の現状を語ったうえで論じる系が多く出題されます。

結局は、大学をはじめとする教育業界がどのような現状で、

今後なにが求められているのかを知っておく必要があります。

 

それを知らない=業界に興味関心が薄い

 

と、取られてしまいます。

「単に大学職員がラクそうだから志望している」

という匂いをゼロにして臨むのが鉄則ですので、

業界の研究は怠らないようにしましょう。

 

 

文章力(読み書きの力)

大学職員は、まだまだ紙文化です。

そして、地方自治体や文部科学省、

私立大学振興・共済事業団からのそれはそれは

 

カターーい文章

 

を紐解かねばならない場面もしばしば。

 

つまり、単純に読み書きに強いというのも

割と大事なスキルでして。

 

「営業トーク得意だけど文章とか

読むの苦手なんスよねぇ。チョリッス。」

 

ではダメということですね。

(こんなヤツいねぇ)

 

 

今後も小論文対策は必須

 

以上のとおり、大学職員の試験では

まだまだ小論文を出題する意味が大きく、

出題頻度は高いといえます。

 

しっかり対策していきましょう!

 

クチコミサイトでの出題情報収集もおすすめです!

www.bank2university.com

 

 

 

その自己PR、ギラギラしてませんか?

 

f:id:bank2university:20190119192105p:plain

 

転職活動といえば、面接。

面接といえば、自己PRですよね。

 

大学職員を受けるときの自己PRは、

民間企業へ転職するための自己PRとは

けっこう違うんですよ、というお話。

 

 

 

自己PRの落とし穴

 

ギラギラ系の人材、いらない

 

「自己PR」と聞くと、

 

自己をPRする=すごい経歴・スキルをアピール

 

…みたいなイメージありますよね。

 

転職系の某CMでも

 

 

「こんな人材、どこで!?!?」

 

 

みたいな。

バリバリ・ガツガツ活躍する人材をみんな求めているような錯覚に陥る瞬間があると思います。

 

しかし!

 

それは民間企業、一般の営利企業での話。

 

学校法人は営利を目的としていないので、

正直ギラギラした人ってほとんどいないのです。

 

これからの大学経営においては、

民間企業的なギラギラ感は必要なのでしょう。

 

しかし、採用する側の職員も人ですから、

 

「あーこの人、優秀そうだけど、

うちだと浮いちゃうかもな…」

 

と思われたらマイナスイメージなわけでして。

 

 

こんな自己PRは危険

 

 

たとえば、

 

私の強みは「やりきる力」です。

前職では個人向けの保険営業を行っていました。

月間〇〇件のノルマ達成のため、

誰よりも早く出社し、その日に訪問する顧客データをくまなく確認していました。

また、退社後の勉強も欠かさず、●●や××といった資格も取得しました。

その結果社内MVPを2年連続受賞しました。

貴学でもこの経験を活かし・・・

 

 

というようなもの。

民間企業ではOKかもしれませんが、

大学職員に求められているもの(というか雰囲気)から結構ずれています。

 

大学職員に求められているものは、

 

「ストイックに結果を追い求める系」

 

の自己PRではなく、

 

「多様な立場の人たちと上手くやれる系」

 

の自己PRが効いてきます。

大学職員は、職員・教員・学生・取引業者・関係する公共団体など、

とても関わる可能性のある範囲が広いのです。

一人で黙々とやる仕事も少ないので、

おのずとこのようなPRが有効になってきます。

 

詳しくは、過去記事でまとめていますので参考にしてみてください! 

www.bank2university.com

 

www.bank2university.com

 

 

より雰囲気に合わせるには…

 

大学職員に求められているもの、

雰囲気はだいたい共通しているものの、

個別の大学によっては多少変わります。

 

事前にクチコミサイトなどで情報を仕入れ

そこに「合わせに行く」作業も怠らないようにしたいものですね!

 

www.bank2university.com