そうだ、大学職員になろう 〜元銀行員が語る転職とかの話〜

銀行員から大学職員へ、サラッと転職した人のブログ。大学職員専用の転職ノウハウをつらつらと。

【2022年】最新の大学職員給与事情についてまとめてみる。

 

 

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「大学職員の給料は高い!」

「大学職員は給与もらいすぎ!?」

 

 

と言われて久しいですが、

今いちど、ウワサの「大学職員の給与・年収」などについて、

ソース・出処とともに(何気にここ重要)

まとめてみたいと思います。

 

僕自身が転職活動するとき、

いろんなブログやネットニュースに情報が散らばっていて、

わかりづらかったもので。。。

 

 

 

私立大学職員の平均年収は735万円

 

ソースは「大学職員希望者のための就活セミナー」資料。

数年前まではネット上でPDFが閲覧できていましたが、

最近削除されたようです。

 

この資料の20ページ目には

 

平均年齢42.8歳、平均年収7,345千円

(日本私立学校振興・共済事業団資料より引用)

 

とあります。

 

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そして、これが実際のページ。

 

グラフを見てみると、

だいたい50歳くらいで900万円ほど。

完全な年功序列の推移となっています。

 

注意したいのは、この資料は平成17年、つまり2005年のデータであること。

この資料以降に信用できるソースは発見できませんでしたので、

今現在もこの水準を保てているのかは不明です。

 

それでも、大手上場企業並みの待遇は

確保しているところが多いと思います。

 

少なくとも、

国立大学法人よりは多くもらっている

というのが実感としてありますね。

 

 

私立大学職員年収ランキング

 

現在ネット上で確認できるものをまとめてみました。

2005~2009年に作成されたソースをもとに、

35歳~55歳年収の平均値を取ってランキングを作成。

 

1.1,158万円…関西大学

2.1,128万円…明治大学

3.1,127万円…大阪芸術大学

4.1,127万円…阪南大学

5.1,123万円…駒澤大学

6.1,102万円…中央大学

7.1,098万円…立教大学

8.1,097万円…桃山学院大学

9.1,058万円…神戸学院大学

10.1,050万円…早稲田大学

 

 

 

 

おぅふ…。

(すげぇなオイ。)

 

 

 

ソース(根拠資料)は

「きかんし私大教連 大阪No48・京滋No133(2008年5月号)」

「京滋地区私立大学教職員組合連合機関紙No144(2009.5.28号)」

「2004年東京地区私立大学教職員組合連合作成資料」

「2008年度春闘資料(発行元不明)」(これをソースと言っていいのかは微妙…)

です。

もちろん、今現在もこの水準を保てているのかは(略

 

 

 

 

ということで、

現在ネットで名前があがっている大学を列挙し、

まとめたものがこちら。 

 

私立大学職員年収ランキング



 

 

 

国立大学職員の平均年収は596万円

 

ソースは 国立大学法人及び大学共同利用機関法人の役職員の給与等の水準(令和3年度)の取りまとめ(PDFで開きます)。

2ページ目に

 

 

 

事務・技術職員 平均年間給与 令和3年度 5,959千円

 

 とあります。

平成29年は5,866千円でしたので、増加傾向にあります

 

国立大学職員 年収平均



 

私立大学と比べると低いですが、国立大学の安定感は魅力。

 

さらに、大学ごとに別資料があり、平均給与などが記載されています。

元のページは文部科学省HP

 

 

国立大学職員年収ランキング

 

1.6,953千円…政策研究大学院大学

2.6,892千円…東京大学

3.6,841千円…お茶の水女子大学

4.6,692千円…東京農工大学

5.6,671千円…一橋大学

6.6,652千円…東京工業大学

7.6,579千円…東京学芸大学

8.6,558千円…東京海洋大学

9.6,535千円…電気通信大学

10.6,520千円…大阪大学

 

国立大学職員の給与は、

国家公務員の給与を参考に決められています。

 

資料のなかに、

「国に比べ給与水準が高くなっている理由」を明記する欄が設けられていて、やたらと高く設定はできない雰囲気。

今後も国立大学職員の給与がずば抜けて高くなるということはなさそうです

 

また、国家公務員の給与は都会であるほど、

年収が上がる仕組みになっていますので、

国立大学職員も同じ傾向にあるようです。

 

2021年度 国立大学職員年収ランキング



国立大学職員モデル給与

平均年収と同じく気になる「モデル給与」。

 

文部科学省のHPにある各大学ごとの資料には、

モデル給与が記載されているものがありますので、一部ご紹介。

 

 

東京大学(ランキング2位)

 

22歳(大卒初任給)

月額182,200円 年間給与2,721,000円

35歳(主任)

月額324,920円 年間給与5,421,000円

50歳(副課長)

月額435,697円 年間給与7,340,000円

国立大学法人東京大学(PDFで開きます)

 

 

 

大阪大学(ランキング10位)

 

22歳(大卒初任給)

月額182,200円 年間給与2,986,258円

35歳(主任)

月額306,432円 年間給与5,089,678円

50歳(課長補佐)

月額428,848円 年間給与7,217,078円

国立大学法人大阪大学(PDFで開きます)

 

 

 

東北大学(ランキング33位)

 

22歳(大卒初任給)

月額182,200円 年間給与2,706,000円

35歳(主任)

月額290,016円 年間給与4,817,000円

50歳(課長補佐)

月額395,804円 年間給与6,660,000円

国立大学法人東北大学(PDFで開きます)

 

扶養手当によってもだいぶ給料は変わってくるものです。

こうしたモデル給与も転職の際にはチェックしたいポイント。

 

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今も本当に高給なのか

 

 

私立大学の給与水準は一般的なサラリーマンかそれ以上というのは間違いないですが、

ネット上に転がっている情報は古いですし、

その情報が真実であったとしても、

今回まとめた私立大学ランキングの上位ほど貰える大学はごく僅かだと僕は思います。

 

(同業者に聞いたこともありますが、みなさん同意見の様子。)

 

ただし、繰り返しになりますが、

大手上場企業並みの待遇を確保しているところが多い

…というのが僕の実感です。

 

(国家公務員に準拠している私立大学も結構あると聞きます。)

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しかし、志望している大学の実際の給与水準が気になるところ。

 

事前調査として、登録制のクチコミサイトが最も有効です。

 

僕も実際、転職にあたっては結構手掛かりになりました。

 

 

給料を探るには、転職クチコミサイト

 

時代は非常に便利になったもので、

無料登録をするとクチコミが見れるサイトが結構あります。

 

 

(転職クチコミサイトって…?という人はコチラの記事をどうぞ。)

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代表的なクチコミサイトは以下の3つ

 

1.転職会議

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2.キャリコネ

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3.カイシャの評判

 

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これらに無料登録し、

「学校法人」と検索すると、

結構な量の大学職員情報が取れます。

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転職会議で「学校法人」と検索

 

特に 転職会議の場合だと

たとえば、学校法人早稲田大学だけでも

クチコミが500件以上登録されています。

 給与関係に強く、無料登録簡単なので

上のリンクから登録しておくといいでしょう。

 

(ちなみに転職会議の給与クチコミはこんな感じ ↓)

 

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経験上、

この手の無料登録は先延ばしにしてもメリットがありません。

 

 (「気になったら即行動!」は、転職活動の鉄則ですよ!)

 

 

もちろん時間があれば、

3つとも無料登録して読み漁るのがベストです。

 

 

 

給与事情については、こんなところでございます。

 

よい転職を!

 

 

 

【あわせて読んでいただきたい記事はこちら】

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