そうだ、大学職員になろう 〜元銀行員が語る転職とかの話〜

銀行員から大学職員へ、サラッと転職した人のブログ。大学職員専用の転職ノウハウをつらつらと。

まだ銀行員やってるの?? その1

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僕はかつて銀行に勤めていました。

 

20代後半で大学職員に転職したわけですが、

最近、銀行員時代の<後輩くん>から久しぶりにLINEが来ました。

 

「いつきさん、お久しぶりです。

転職したいんですけど、僕にもできますかね?」

 

…と。

 

<後輩くん>は新卒入行、

今年の春で銀行員4年目になります。

 

相談にのっていると、

(あー、銀行員って大変だよなぁ…)

と、思うところがあったので

 

銀行員の転職について、

思うところを書いていきたいと思います。

 

 

 

辞めたいなら、今すぐがいい理由

 

仕事内容がラクになることは絶対無い

 

銀行は大リストラ時代に入っていくと少し前から言われていますよね。

gendai.ismedia.jp

マイナス金利の影響で、

貸出金利率が0%に近い現在の状況では、

IT化・AI化で人が減らされていくことは目に見えています。

銀行のコストは大部分がシステム費と人件費。

儲からない以上、切れる人件費は切っていくはずです。

 

僕は、

「IT化・AI化で解雇になるかも」

と言いたいのではなく、

これから仕事がさらに大変になっていくので、

銀行の仕事がすでに辛いという人は、

考えた方がいいということが言いたいのです。

 

 

たとえば、一般職。

窓口業務をはじめとする事務職の枠が少なくなれば、

いよいよ営業職へ転換するか辞めるかの2択を迫られるはず。

 

営業職も、

人が減れば1人あたりが担当する顧客が増え、

取り扱う商品も増えるはず。

人間にしかできない複雑な提案業務も増加するはずですし、

ノルマも今と変わらないか、

むしろ今よりも項目や数字が増える可能性が高いのではないでしょうか。

少なくともノルマが減ることは考えにくいです。

 

 

さらに、合併のリスクもあります。

地銀や信金に勤めている場合、

遠隔地同士の合併となると、

見ず知らずの遠方へ転勤の可能性が。

 

また、同じ金融機関とはいえ、

文化や業務フロー、営業規模が異なりますので、

業務上の人間関係も複雑になっていくでしょう。

 

(あの人は旧〇〇銀行だから…といった具合に。)

 

銀行員がこの先、

仕事内容がラクになることはありえないと

僕は思っていますので、

すでに

 

「大変だ」

「つらい」

「辞めたい」

 

と思っているなら

今すぐに動いた方がいいです。本当に。

 

 

(ちなみに僕のように、

銀行員から大学職員になる人、結構います。)

www.bank2university.com

 

 

給与水準の先行きが不透明

 

銀行は、確実に儲からない仕事になっているのはご承知のとおりだと思います。

 

ボーナスの水準、じわじわと下がっていませんかね?

 

 

僕のいた銀行は割と安定していましたが…

人事改革的な人事規程改正があったので、

実質給料は減った記憶があります。

 

 

普通に考えると、

儲からない企業がボーナスや給料を今までと同じ水準で支給し続けるって

限界ありますもんね。

 

実際、僕が入行した年の平均年収と、

退職した年の平均年収は50万円以上差がありました。

 

銀行員の待遇も、

この先さらにどうなるかわかりませんね。

 

 

ちなみに、僕が今勤めている「大学職員」の給料についてはこちらでまとめています。

www.bank2university.com

 

仕事がラクになる要素が無く、

給料が今よりもらえることもなさそう。

 

やっぱり、銀行の仕事が好きでないなら

すぐ辞めた方がいいと思いますね。うん。

 

 

銀行員を続けることに疑問を感じたら

 

僕が、気軽にできることでオススメしたいのは、

転職クチコミサイトで

自分が勤めている銀行のクチコミを覗いてみること。

 

辞めた人・辞めることを検討している人の書き込みが

無料で読めます。いろんな発見があるはず。

 

 

(たとえばキャリコネはこんな感じです。)

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(ここから無料登録できます。)

px.a8.net

 

 

転職クチコミサイトの解説はこちらでまとめています。

www.bank2university.com

 

 

銀行員の転職についての話、次回につづく。