そうだ、大学職員になろう 〜元銀行員が語る転職とかの話〜

銀行員から大学職員へ、サラッと転職した人のブログ。大学職員専用の転職ノウハウをつらつらと。

面接対策(ビジョン)

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面接で整理すべきこと5つ

 

1.前職についた理由

2.前職で経験したこと、身についたノウハウ

3.転職理由

4.志望動機

5.ビジョン

 

 

のうち最後、5.ビジョンのはなし。

 

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ビジョン=主体性+大学が期待する活躍

 

「5年先、どうなっていたいですか?」

「将来のキャリアプランはどのように考えていますか?」

 

など、面接の終盤では

「将来のビジョン」

について質問がとんでくる可能性があります。

 

ポイントは2つ。

 

1.自分はどのような部署に興味・適性があるか

2.大学が抱える課題を、どのように克服していくか

 

です。

 

 

 

自分はどのような部署に興味・適性があるか

 

ビジョンを語るには、

前職で身につけたスキルと適性から、

具体的な部署名をあげて説明する準備を

しておく必要があります。

 

たとえば、

 

複合機を売る営業マンをしていた

→自社の製品を売る工夫には自信がある

=強み・適性

 

大学で能力を発揮できる部署

→入試広報で、大学の魅力を伝えることで、志願者増を狙いたい

=具体的にできること

 

といった具合に。

 

自分の適性と

具体的な部署での仕事内容を組み合わせることで、

「しっかりと働くイメージをもっている」

というアピールができます。

 

 

大学が抱える課題を、どのように克服していくか

 

過去記事で書いたとおり、

大学は少子化の時代のなか

強みのない大学は淘汰される時代です。

 

 

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どこの大学も生き残りをかけて努力をしています。

 

受けている大学の課題はどこにあるのか

自分なりに考察する。

そして、それに対して

自分はどんな仕事で立ち向かっていけるのか

という観点で将来のビジョンを思い描いてみましょう。

 

 

(あまりに的外れなことはダメですが、

必ずしも正解である必要はなく、

「自分で考えた」ということが大事。)

 

 

 

自己PR、志望動機との一貫性

 

ビジョンを語る場面は、

多くの場合が面接の終盤。

 

前半では前職で身につけたこと(=自己PR)や、

志望動機を話しているハズ。

 

ここで、ビジョンとの整合性にズレがないか注意しましょう。

 

たとえば、

経理をしていたので、正確な仕事が強みです!

 

と自己PRしたのに、

 

学生と触れ合いたいので学生課で活躍します!

では、話がつながりません。

 

グローバルに発展する貴学の取り組みに共感しました!

 

と志望動機を話したのに、

 

キャリアビジョンのなかで「国際的な部署で働きたい」

という発言が無いとしたら、

違和感があります。

 

 

面接で矛盾があると

かなり不利です。

 

(というか、あっさり落ちます。)

 

 

 

今までこのブログでまとめたポイントを整理し、

一貫性のある面接を展開しましょう!