そうだ、大学職員になろう 〜元銀行員が語る転職とかの話〜

銀行員から大学職員へ、サラッと転職した人のブログ。大学職員専用の転職ノウハウをつらつらと。

大学の特色は「大学ポートレート」で調べてみる

 

 

 

官製の「大学情報ポータルサイト」

 

「大学ポートレート」って聞いたことありますか?

 

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http://portraits.niad.ac.jp/

 

大学ポートレート」とは、

国が主導で作った「大学情報ポータルサイト」のこと。

 

国が主導で作ったといっても、

情報掲載は各大学がおこなっており、

信用できる情報です。

 

公開されている情報は、以下のとおり。

 

・学校教育法施行規則等で公表が義務づけられた情報
・外部評価の結果(認証評価、国立大学法人評価等)
・大学進学希望者や保護者等の関心の高い情報
・大学等の特色が分かる情報
公表する教育情報の一覧はこちら

・公表する情報は、すべて大学から提供されたものです。

 

大学ポートレート「ご利用の方へ」より引用

 

 

 

また、各大学が共通の項目について情報を提供する仕組みになっています。

 

・本学の特色
・本学での学び
・学生生活支援
・進路・就職情報
・様々な取組
・学生情報
・教員情報
・基本情報

 

と、共通でタブ分けされています。

こんな感じで↓

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転職活動に利用できる理由

 

これは本来、

情報開示を通じた大学側の意識向上的なものと、

高校生が大学の特色を理解して進路選択するため

という目的があって作られたサイトです。

 

しかし、

就職先として大学職員を狙っている者としても、

大いに利用できるんです。

 

情報が同じカテゴリ分けで公開されている

大学の情報が

・本学の特色
・本学での学び
・学生生活支援
・進路・就職情報
・様々な取組
・学生情報
・教員情報
・基本情報

というカテゴリー分けになっているので、

他の大学と項目ごとに比較をすると、

特色が見えやすいです。

 

面接の志望動機でも、

他大学との比較は必須ということを考えると、

けっこう使えます。

  

www.bank2university.com

 

 

学部ごとの情報が得られる

大学の全体的な特色はもちろんですが、

学部ごとにどのような取組をしているのか、

情報公開されています。

 

 

公式ホームページよりわかりやすい場合がある

 

公式ホームページと同じ情報の大学も多いですが、

配置が見やすかったり、

使う言葉がやさしい場合があります。

 

高校生が進路選択に利用する

という本来の目的があるので、

大学側が配慮しているためです。

 

時間がない転職活動者にとって、

意外と重要なポイント。

 

(大学のホームページって見づらいところは

尋常じゃなく見づらいもんね。)

 

存在を知っていること自体がプラス

大学ポートレート」は、

国から大学改革の一環として

割と最近(H26年10月~)始まったもの。

まだまだ認知度は低いです。

 

その存在を知っているだけでも、

よく調べてきているなという印象を与えられます。

 

 

ただし、情報の公開は大学の自由

 

大学ポートレート」での情報公開は、

強制ではありません。

 

公開するかしないか、

どの程度ホンキでページを充実させるか

といったところは、大学側の自由。

 

つまり

大学によって情報量に差があるのです。

 

傾向として、

偏差値が高い・ブランド力の高い大学ほど

内容が薄い気がしています。

 

(慶應に至ってはどの項目も

ほぼ公式HPへのリンクで済ませているという…)

 

ここの情報を充実しなくとも

学生が集まるからかもしれません。

 

 

まとめると

 

まとめると、

以下のような感じです。

 

 

・大学ポートレートというサイトがある

・情報量に差はあるが、大学に関する情報収集ができる

・大学同士の取組を比較しやすい作りになっている

・出来て日が浅いため、「大学ポートレートで情報収集・比較をした」ということ自体がアピールポイントになりうる